大手筋商店街でのテナント+オーナー住居からなる計画です。

人々の往来としては京都の中でも活気を感じる商店街の一つですが、近代の煩雑な発展プロセスの中でかつては軒先を持つ木造であった商店と住まいの多くはアーケードの整備と共に書割のような平面的なファサードに立て替えられています。 決して歴史を受け継いだものであるようには感じません。

そのような現状の中、未来へどのようにあるべきかを考える必要を感じるプロジェクトです。

key words
・京都,伏見,大手筋 生活と観光
・旧市街地美観地区
・固有性と通りとしての全体性
・商店街と住まいの関係
・書割のファサードから奥行へ

鉄骨造3階建